11月に入ると、今までの防寒では少し物足りなくなってきます。
日中はまだ20度近くになったり、難しい時期ではあるのですが、お金に余裕のある方は
「フルドライスーツ」の準備が必要になってきます。
ドライフルーツじゃないですよ・・・?笑
今回は、冬もカヤックフィッシングをされる方向けのウェアについて書いていこうと思います。
✔︎ 当記事の内容
・フルドライスーツがおすすめな理由
・セパレートタイプのデメリット
・おすすめのフルドライスーツ紹介
真冬のカヤック フルドライスーツがおすすめな理由
当たり前ですが、真冬の海はめちゃくちゃ寒いです。
カヤックフィッシングをされる方は、相応の防寒をしなければなりません。
✔︎ 真冬のカヤックフィッシングの服装で考えること
まず、真冬もカヤックフィッシングをされる際は、「防寒」と「防水」を考えなければいけません。
服の袖などから風が入ってきても寒いですし、そもそも防水は雨などからの浸水を防ぐレベルではなく
「万が一に海に落水してしまった時も、内部に浸水してこないレベルのウェアが必要となってきます」
そこで、今回のフルドライスーツをおすすめしていきます。
✔︎フルドライスーツの特徴
耐水圧の高い生地で作られていて、ジッパー部も防水仕様になっています。また、首や手首などは、かなり密着性の高いラテックスゴムになっており、ほとんど浸水しない作りになっています。
上記のように、様々な工夫がされ、浸水しにくい作りになっていることから、そのまま着ると空気が入ってしまうことになるので、上手に空気を抜きながら着用していきます。
✔︎フルドライスーツの気をつける点
完全防水と謳っていても、物によっては浸水してしまうこともあるでしょう。特に、手首や首元などの微々たる隙間、チャック類ですね。さらに、貫通するような傷を作ってしまうとフルドライの意味がなくなるので、自分でリペアするなどのメンテナンスも必要となります。基本的にはウェーダーと一緒で消耗品と考えた方がいいでしょう。
上記にデメリットをいくつか挙げましたが、裏を返せば「それだけ浸水しにくい作りになっている」ということですね。
真冬の釣りではマストな服装と考えます。
セパレートタイプのデメリット
フルドライスーツの他にも「上下で分けて着用するセパレートタイプ」のドライスーツもあります。
特にジャケットの着脱ができるという点では、フルドライに比べてのメリットと言えるでしょう。
まだ水温が温かめな11月の初旬などはセパレートタイプでいいかと思います。
それでは、セパレートタイプはなぜ真冬におすすめできないのかを書いていきます。
✔︎ セパレートタイプのデメリット
やはり、セパレートタイプのデメリットは落水した際に「浸水してくる」という点です。
フルドライスーツみたいに、上下がくっついているものではないので、落水すると、腰からじわじわ浸水を始めます。
すると、足元に水が溜まりはじめ、泳いだり、危険回避の妨げに繋がる恐れがあります。
たまに、ウェーダーを着用している人もいますが、これは足元の長靴のところに水が溜まり、それが重しとなるのでカヤックでは着用しないようにしましょう。
とはいえ、セパレートのメリットもあるので、その際は極力浸水しないアイテムで身を纏いましょう。
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おすすめのドライスーツ
最後に、おすすめのドライスーツを紹介しておこうと思います。
上でも書きましたが、ドライスーツは消耗品と考えた方がいいので、10万円レベルのは買わずに7万円以下くらいで買うのが
ベストだと思っています。(それでも高いけど…)
✔︎ おすすめのドライスーツ
安定のリトルプレゼンツのドライスーツです。価格も高いですが、安心できるメーカーです。お金に余裕のある方はどうぞ。
こちらも大定番、パームのフルドライスーツです。着用している方も多く、安定した評価を得ているものです。7万円台です。
✔︎ セパレートタイプ
こちらもガルという有名なブランドのものです。価格もお手頃なので、一枚あると便利なパドリングジャケットです。
ブルーストームのレイブンパンツです。かなり高価なので、これとジャケットを買うくらいなら、フルドライを買うのをおすすめします。
また、パドリングパンツに関しては、モンベルのパドリングパンツもおすすめしますよ。
また、小物での防寒もした方が絶対にいいですよ。
例えば下記商品です。
冬場はとにかく足先が冷えまくるので、体のためにも保温しましょう。
顔の防寒も必須です。
まとめ
今回はフルドライスーツの特徴や、真冬で着用をする必要性を書いてきました。様々な情報でウェットスーツでもいいと書いていますが、個人的には真冬で釣りをするならフルドライの1択なのかな?と思っています。私は真冬は釣りをしない予定なので持っていませんが、釣りに行かれる方は、どうか自分の身を守ることを1番に考えてくださいね。
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