カヤックの色の重要性
ー安全性を上げるー
今回はカヤックの機能ではなく、本体の「色」のお話です。
なぜこのような事を書くかというと、それは
「安全性」に大きく関わってくるからです。
さて、一旦、私の艇を見てみましょう。
黄色ですね。
自分がこの色を選択した時、実は好きでこの色にした訳ではありません。
本当は別の色の方が良かったのですが、そこには大きな理由があります。(以下で説明致します。)
大体のカヤックはカラーをいくつかの中から選択出来ます。
その際にカモフラカラーや、そこの海の水の色などなど・・・
こういう色にしてしまうと海の色と馴染んでしまうことになりますね。
色の重要性
まず、海色と馴染むカヤックの場合
「カヤックでちょっと沖の方へ出ると、岸にいる人からは、
人の存在はまだしも、カヤックは見えなくなっていきます。」
それは何を意味するか・・・
漁師さんやプレジャーボートの運転手から気付いてもらえにくくなります。
すなわち、衝突事故になりかねないということです。
実際に、よくボートの方がこちらに向かってきて、50m手前くらいで
やっと気付いてもらえるということがあります。
結構怖いです・・・。当然、自分でも漕ぎ出して回避の準備もするのですが。
なので、海ではなるべく「目立つ色を」選ぶようにしましょう!!
私の黄色は結構目立ちますし、他にも赤はよく見えますね。
この2色以外でもなるべく「発色が良く」「派手」に思える位の色をお勧めします。
「沈」してしまった時のことを考える
そして、万が一にカヤックから「沈」(カヤックから落ちること)してしまい、潮の速さで流されてしまった場合です。
「沈」しても再乗艇出来れば一番いいのですが、カヤックが流されてしまった場合、または再乗艇が出来ずに、自分もカヤックと共に流されてしまった場合・・・
当然、目立つ色の艇の方が発見されやすくなります。
そういう意味でも私はカヤック、服装(ライフジャケットなども)は目立つ色がいいと思っています。
とにもかくにも、安全第一を忘れず楽しみたいですね。
ー安全旗を立てようー
安全上、もう一つ必ずやらねばいけない事がありません。
それは旗です。
法律ではないですが、カヤックをする中での暗黙のルール、マナーです。
ちなみに私は自作しています。(写真は後日載せます)
簡単です。
旗部分は100均で売っていたビニル素材のカバンを切り取る。棒部分は園芸コーナーの白い棒。
あとはハトメパンチで穴を開けて、それを耐候性のある結束バンドで縛り上げるだけ。
なるべく高い位置(最低1.7〜2m位はあった方がよい)で、目立つように取り付けましょう。
実はカヤックの色よりもこちらの旗の方が視認性的には大事かもしれませんね。
カヤック購入と同時に作るか、購入をしておきましょう。