今回はバス釣りしている方が
「海のカヤックフィッシングもやってみたい!」
このエバグリの竿、メガバスの竿、つまりバスロッドはそのまま使えないの?!
というところにスポットをあてて記事を書いていきたいと思います。
バスロッドで海のカヤックフィッシングができるのか
まず先に結論から書いてしまいますが、「やりづらいけど出来る!」という結果になります。
実は私もバス釣りは大好きで、その道具を海のジギングでも活かせないものかな(?)と
やり始める当初は思っていました。
しかし、今ではワールドシャウラ1651FF以外は海のジギング専用のロッドを使っています。
それは何故か??
そもそもバス用ロッドはバス釣りに最適なようにチューンされているので、
今カツ(今江克隆氏)がプロデュースした10万円ほどの竿を使おうが、海のジギングに関していえば、2万円の専用ロッドの方がよっぽど釣りやすくなります。
私も愛用していますが、具体的例を挙げるならば
シマノのグラップラーシリーズですね。
上記はスピニングの1番パワーですが、1番でも十分にハマチやヒラゴ(ヒラマサの小型)クラスは
釣り上げられます。
バス釣りでは小径ガイドや素材の良さなどを活かしきれても、やはり海専用ロッドには
敵いません。
なので、海でのジギング(カヤック)フィッシングをしたいと思うならば、専用竿を
用意すべきですね。
ロッドの太さも全然違う
上記写真を見てもらえれば分かりますが、左からグラップラー、エクスプライド(バス)、ワールドシャウラ1651です。
左端のグラップラーが写真からも一番細いのが分かりますよね??
そうなんです。ジギングロッドはかなり細身のロッドなんですね。ただパワーや粘りは青物などとも
戦えるように設計されているので、かなり強いです。
細いと何がいいかというと、メタルジグをしゃくる際
「シャープに竿を動かすことが出来る」ので、ストレスなくジャークの動作ができます。
それに比べ、ワールドシャウラにエクステンションバットを装着したものなどは
ジャークした際に竿のダルさというものが多少感じられます。
(※感じ方には個人差があります)
なので、私はベイトでワールドシャウラ(エクステンションバットB装着)を使うのは
主に巻きの釣りです。
タイラバや小型メタルジグのただ巻きがそれに当たりますが、ワーシャの1651のような
粘り強い竿は、巻いてくる釣りにはほんと気持ちがよくて最高です!!!
グリップの長さも大きく関係してくる
バスロッドでジギングをすると一番のストレスはここでしょう。
バス用ロッドはあくまでバス釣りを対象に作られているので、グリップもそれらのルアーが
扱いやすい長さになっています。
それに比べ、ジギングロッドは竿の1/3位はグリップ見たいな感じです(笑
何故かというと、真下のバーチカルな釣りがメインだからです。
この長さによって脇にホールドし、ジャーク、魚とのファイトすることを容易とします。
以前、試しにバスロッドで釣ったらどんなもんかということで
シマノのエクスプライド 165ML+を持って行って釣りをしました。
その日はエソが大量に釣れたのですが、やはりグリップを脇にホールドできないしんどさは
半端じゃなかったです・・・。
ということで、どれだけ高級なバスロッドでも使用用途に合わせないと実力の30%位しか
力を発揮してくれません。
キャスティングに使う分には向いている
バス釣りロッドを活かすにはもはやこれしかないでしょう!
カヤックフィッシングでもポッパーやミノーなど、様々なルアーをキャストして使います。
なので、キャスティング専用のタックルとしてカヤックに積んでおくのが一番賢い使い方だと
思います。
ただし、7フィートを超えるようなロッドは魚の取り込み(ランディング)が非常に大変になるので、6フィート6インチ位までの竿が無難でしょう。
ただ、あくまで海水での使用なのでガイドが錆びたりのリスクもあります!
なので、高価なロッドはお勧めしませんし、私みたいに2万円程度で専用ロッドを買ったほうが
釣り自体も楽しめると思います。
まとめ
専用ロッドも色んな釣りに使えたり、もっと幅が広かったら嬉しいのですが、こればっかりは専用ロッドを購入するのが一番お勧めできます。シマノであればコスパ良く、スパイラルX、ハイパワーX搭載のグラップラーシリーズがかなりオススメです!!カヤックでバス釣りされている方もぜひソルトの釣りにチャレンジしてみてください。(海の魚は引きも強くて、何が釣れるかわからない!超絶楽しいですよ!!!)
ベイトもスピニングも1〜3番のパワーの中で選んでもらえれば間違いありません。
低予算の方はこちらのグラップラーBBでもいいと思います!